台湾と日本の共通点と相違点
こんにちは。
外国人人材紹介サービス
(株)TOHOWORKの和田です。
現在弊社の新たなプロジェクトとして、ベトナム人留学生の斡旋に力を入れていこうと考えています。
今更留学生と思われるかもしれませんが、「留学」の在留資格交付率が東南アジアを中心にかなり下がっています。
ベトナムでも20%ほど交付率は下がっていますが、依然他国に比べると高水準を保てています。
現在、日本にある日本語学校では学生の確保が困難で経営難に陥っているところもあるようです。
不交付になる要因は色々ありますが、現地の優良エージェントを探せていないということだと思います。
正直、ベトナム国内でも留学に行くぐらいなら、技能実習生や特定技能で日本に行きたいという方は増えています。
そういった要因から留学生を取り扱わない日本語センターも数多くあります。
弊社はベトナム側のセンターとのコネクションがない、大量の留学生を募集しているのに確保ができていない、入管に提出する書類のチェックを代行して欲しいといった日本語学校に留学生のご紹介をしていきたいと考えています。
留学生募集をご依頼されたい日本語学校の方がいらっしゃいましたらぜひお問い合わせください。
|台湾:「仕事の付き合い」文化がない
①生活面 |
共通点:ごみの分別をする。マナーを守る。 相違点:時間に対する感覚(台湾の方が少し寛容)。 |
ごみの分別をする習慣は日本人と同じですが、日本のように缶・ビン・ペットボトルという細かい分類はありません。
きちんとレジに並ぶなど、マナーを守るところも日本人と似ている部分です。
また1分1秒でも遅れてはいけないという日本人の時間に対する感覚は、とても厳しいと感じています。
②労働環境 |
共通点:土日休み。残業もある。 相違点:朝食を職場で取るのが普通。付き合い残業はない。 |
台湾の企業も、基本的に週休2日で土日は休みです。
残業もあるのが普通なので日本企業にすぐになじみます。
付き合い残業の意識はなく、自分の仕事が終わったら帰りますが、それを申し訳ないと思ってしまうところが日本で働く面倒なところと感じています。
また、朝食を買ってきて会社についてから食べるという文化があります。
③人間関係 |
共通点:空気を読む文化。上司を尊敬する。 相違点:空気を読むが自分の意見はしっかり言う。 |
台湾もハイコンテクスト文化なので、空気を読もうとしますが、日本人ほどではないので職場で苦労することもあります。
上司を尊敬する点も同じです。
ただし、上司が絶対ではなく自分の意見もしっかり主張しようと意識しています。
相手との距離の詰め方が近く、日本人からするとグイグイこられていると感じる場面も多くなりがちです。
|まとめ
比較的、日本人に近い気質を持つ台湾人。
日本企業に適応しやすい面も多々あります。
時間厳守は意識づけしつつ、多少の違いは受入れていけばすぐに職場に溶け込めます。