外国人が困る日本人のふるまい
こんにちは。
外国人人材紹介サービス
(株)TOHOWORKの和田です。
昨日の夕方は東京では雷と激しい雨でびっくりしました。
ちょうどアルバイトの面接に来ていた方がいたのですが、近くで雷が落ちたのではないかとそっちの方が気になってしまいまいた。
今朝は気温は高いものの風が吹くと気持ちよいくらいの過ごしやすい気候となっています。
この後、先日台風の影響で延期になってしまった特定技能の面接です。
これまでにも何人かご紹介はしているのですが、自社独自のお客さんは初めてで在留資格の変更から登録支援機関としての支援まですべてを任せられているので精一杯頑張りたいと思います。
ケース1 |
自分の仕事が終わっても帰りにくい・・・ 定時退勤や休み取得までとにかく気を遣う |
ケース2 |
明らかにお世辞とわかる表現は辞めてほしい 本音で話してくれない |
ケース3 |
主張しない、反論しないと決めている外国人材も実は多い 主張の仕方や言葉遣いが印象や評価にかかわる |
ケース4 |
報・連・相をしろというのに、そのタイミングがなさすぎる 報・連・相するときも相手の都合をうかがう |
|日本文化になじもうとするストレス
外国人が困る日本人のふるまいや日本企業の特徴のひとつは、退勤や休みひとつにも気を遣う部分です。
残業の量などはある程度覚悟して入社してきますが、定時に仕事が終わっても、帰りにくい雰囲気があるとかなりストレスに感じます。
お世辞や建前の文化も同様です。
また、日本人女性が「かわいい!」と連呼するのも外国人からすると意味不明です・
そして、外国人材に多くある、強い主張が不利になる点。
中にか、主張しない、反論しないと決めている外国人材も多くいます。
また、報・連・相をする際にも上司の都合を見計らわなければいけないという点にもやりにくさを感じています。
|傾向と対策
日本人の労働時間の長さは外国人材も知っていますから、日本で働く以上、ある程度の残業は想定しています。
しかし、定時退社できるときにも、周りに気を遣って帰りにくい、自分だけ帰ったら評価が下がるのではないか、などと感じている人材も多くいます。
これについては、お互いに気を遣わないような職場環境づくりが非常に重要です。
似合ってもない服を「お似合いですよ」と言われるような、日本人のお世辞や建前といった本音を言わない文化にも困惑しますので、仕事上では、できるかぎりストレートな表現で伝えましょう。
主張の仕方や言葉遣いが印象や評価に関わってしまうというのも、外国人材にとってはストレスです。
自分の意見を言うのは悪いことではないので、「なぜ相手がそう思うのかを一度聞いてから、自分の意見を言う」など、実践型のノウハウを伝えていくといいでしょう。
結果を重視する外国人材にとって、報・連・相はそれだけでかなり面倒なもの。
報・連・相をしないと怒られる、タイミングを間違っても怒られるではどうしていいのかわかりません。
上司の方からも話しかけやすい雰囲気づくりが必要なのです。
このように日本の職場でストレスを多く抱える外国人材には、自分なりのストレス解消法を持っておこうというアドバイスも有効です。
外国人同士の交流を持たせ、気持ちを切り替えられるような助言をしていきましょう。