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外国人労働者との人間関係・コミュニケーション その2 - 株式会社TOHOWORK

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外国人労働者との人間関係・コミュニケーション その2

カテゴリ: コラム 公開日:2019年06月10日(月)

こんにちは。

 

外国人人材紹介サービス

(株)TOHOWORKの和田です。

 

今日の東京の最高気温は18度だそうですね。

さらに昨日から降り続いている冷たい雨。。。

今日は朝から年金事務所に呼び出され総合調査を受けてきました。

弊社が大田区にあるので大田年金事務所へ伺ったのですが、京急蒲田駅からでも10分以上もありかなり遠かったです。

JR蒲田駅からだと20分以上はかかるそうですね。

3~4年に一度あるそうなので、もう少し駅前とかにあると助かったのですが。。。

まだ2年目ということで特に問題もなく調査はスムーズに終了しました。

会社を設立すると事務的なことも多く大変ですね。

次は弊社のベトナム人スタッフのビザ更新の手続きです。

最初の在留資格変更許可申請の時よりは提出書類も少なく楽ではありますが、それでも許可が降りるまではドキドキしますね。

何事もなくうまくビザの交付が受けられますように。

 

 

 

さて、それでは今日のテーマです。

今日のテーマも先週に引き続いて「人間関係とコミュニケーション」についてお話したいと思います。

国籍や性別、宗教観などによって個人差がありますので参考程度に読んでいただければと思います。

 

 

 

「NO」ははっきりと、「YES」と「I'm sorry」は不用意に使わない

 

「NO」ははっきり言うこと。

日本人は、一般に協調性を求めるあまり、相手方の依頼を拒絶したい場合であっても、「NO」を相手に明確に意思表示することを避け、「考えさせてほしい」「検討のうえ・・・」といったあいまいな表現で結論を先に延ばしたり、沈黙したりする傾向があります。

これは相手の提案に同意しているのではなく、その問題についてはこの場でこれ以上議論したくないという形での消極的反対の意思表示なのですが、外国人にはまったく理解できません。

「承諾」と受け取られたり、次回の協議の際に期待を持たせることになり、後日、日本人の本心は「NO」であることが外国人にわかった段階で不信感を与え、話がこじれる結果になります。

日本人にとって最も難しい英単語は「NO」です。

拒絶したい場合は毅然と「NO」と言い、その理由を説明することが重要です。

日本人は、双方に意見の一致がないと信頼関係が弱いと考えますが、外国人の場合、情理をつくして説明すればお互いの意見の相違点は立場の違いとして理解され、意見の一致がなくとも信頼関係は成立すると考えます。

また、「YES」は「同意」「承諾」を意味する言葉です。

単なる相づちぐらいに考えて気軽に使うと大事になることがあります。

さらに「I'm sorry」は交通事故の際の交渉時など重要な場面には使わないことです。

自分の非を認めたことになります。

 

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約束は慎重に行い、それを守る

 

話の内容が不明確な場合には、安易にうなずいたり、相づちをうったりせず、ただちに再確認、ダメ押しをすること。

また、その場で回答できない場合には、例えば、「持ち帰って検討し2日以内に回答する」といったように、留保を行うべきです。

また重要な事項について交渉する場合には、相互に誤解が生じないようにするため、内容、論点を記載したレジメに基づいて議論することも一策です。

さらに、日本人は、一般にいったん自己の承諾したこと、署名したことは、いかなる事態が生じても必ず順守するという気持ちが薄いという傾向があります。

何かというと「事情が変わったので・・・」と言いたがります。

約束は慎重に行い、行った約束はたとえ事情が変わっても守り通すことが必要です。

そうでなければ、当初から条件付きの約束とすべきです。

 

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合意したことは記録に残す

 

合意したことは、たとえ小さなことでも署名入れの文書にすべきです。

相手が日本人であるか外国人であるかを問わず、重要な事柄については口頭了解でなく、署名入りの文書を受け取ることが必要です。

署名入りの文書を受理していなければ、承諾した相手が前言をひるがえしても証拠となるものがないからです。

とくに相手が外国人である場合は、これは当然のことです。

 

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相手の判断と行動の基準を早くつかむ

 

相手の外国人が生活・勤務等を行うに際しての価値基準、判断基準、行動基準を早くつかむことが大切です。

例えば、イスラム教徒の場合、イスラム教に基づく5つの行為(これは「五基」または「五行」と呼ばれています)が生活の中ですべてに優先されます。

具体的には、信仰の告白、礼拝(1日5回)、断食(昼間のみ1ヵ月間)、喜捨、メッカ巡礼の5つです。

飲酒と豚肉を食べることも禁じられています。

また、日本以外の国では一般に勤務よりも私生活が重視されます。

このように、その国その国に特有な尺度があります。

これを早く把握し、自分との差異を十分承知しておくことが、円満に外国人を使用し、また一緒に働くためのポイントの1つです。

さらに、その外国人の母国の政治宗教、人種等の問題については、発言を控えるほうが無難と思われます。

また、外国では、個人の尊厳が重要な価値基準となっており、貧富に関係なく相手のプライドを傷つける発言や行為は、のちのち日本人同士では想像できないような悪影響を残します。

 

 

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まとめ

 

現在は日本人労働者へのパワハラやセクハラなどのハラスメントが問題になっているように

外国人にも同じように適用されますので、プライベートなことは極力言わないように心掛けてください。

また、仕事上でのコミュニケーションの際には、できるだけ曖昧な表現は避けストレートに伝えてあげたほうが誤解や混乱を防ぐことができるでしょう。

外国人とのコミュニケーションは慣れです。

できるだけたくさんコミュニケーションを図るようにして良好な関係を築いてください。

 

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