メニュー

外国人雇用に伴う食文化の違い - 株式会社TOHOWORK

新着情報

外国人雇用に伴う食文化の違い

カテゴリ: コラム 公開日:2019年06月05日(水)

こんにちは。

 

外国人人材紹介サービス

(株)TOHOWORKの和田です。

 

現在、登録支援機関として色々準備をいているところです。

必要な書類などを揃えている上で感じていることが、受入れ企業様が弊社に登録支援機関として全委託された場合でも

受入れ企業様が用意をしなければならない書類がかなり多く大変そうだなあということです。

4半期ごとの提出書類に関してはほとんど登録支援機関側で作成が可能になるのですが、最初の提出書類では受入れ企業側のサインや印鑑が必要になってくるものが大半です。

この辺りも踏まえて、特定技能1号を受け入れるかも検討する必要がありそうですね。

私もまだまだ勉強の身ですので、すべてに対してお答えすることができないかと思いますが、一日も早く”プロ”の登録支援機関として従事できるように精進していきたいと思います。

 

 

 

さて、それでは今日のテーマです。

今日は外国人の雇用における「食事」についてご紹介していきます。

日本でもインバウンドが盛んになって来ていることが理由で外国の食文化に少しずつ馴染みが出てきているように感じます。

今日は外国人を雇用する際に知っておきたい外国人の「食事」についてお話をしていきたいと思います。

 

 

食事

 

①日本人で、外国での生活、勤務、旅行を経験された方であれば誰しも、自分の好みにあった温かい食事を食べられたかどうかで、その国の印象が大きく異なるという体験をお持ちのはずです。

日本国内で働く外国人労働者の場合も同様です。

多少不満があっても、新しい職場になじめなくても、自分の好物を腹いっぱい食べれば元気が出ます。

逆に、食事が口に合わないとホームシックになります。

とくに、開発途上国から単身赴任で日本に来て働いている者の場合は、社内や寄宿舎で食事をとる機会が多いことから、安価で質量豊富な食事を提供するか否かが勤労意欲にひびきます。

これらの外国人労働者の中には、食堂の食事代が高いと経費節約のため、自分でパンと牛乳やインスタントラーメンを購入し、それだけで食事を済ます者も出てきます。

 

②外国人労働者を採用したら、まず

1)宗教上の理由、健康上の理由などから当人が食べられない物

2)それと逆に、ぜひ食べたい物

をきちんと聴くことです。

そして、それらをきちんと社内と寄宿舎の食堂の調理人に伝え、メモしてもらい、メニューに反映してもらうようにします。

ちなみに、イスラム教徒は、アラーの神により豚肉とそれが含まれているハム、ソーセージなど一切のものを食べることを禁じられています。

各人の宗派と信心の深さにより多少異なりますが、大きな皿、1つの幕の内弁当などにいろいろな食べ物が盛り合されている場合、中に豚肉の含まれたハムがひと切れあれば、同じ器に盛られたものには一切手をつけません。

また、1回でも豚肉を調理したまな板、包丁、鍋を用いて調理した他の食べ物も手をつけません。

また、アルコールの含まれた飲み物も禁じられています。

他方、ヒンズー教徒は牛肉を食べないし、インド人などには菜食主義者も多くいます。

中国人は過熱した温かい飲食物のみを食べます。

冷えた食べ物は食べません。

また、納豆、たくあん、みそ汁、くさやの乾物といった発酵食品は匂いだけでも外国人に嫌われます。

 

③社内や寄宿舎の食堂のメニュー、パーティなどの際のメニューは、単一でなく、それぞれの外国人が宗教、食習慣、好みにより選択できるよう可能な範囲内で多種類にすることが必要です。

食堂のメニュー案内の中に、「豚肉が入っていない」旨の表示をしておくことも小さな親切です。

もしもメニューを1つにせざるをえないときは、豚肉、牛肉を除いたメニュー、例えば、鶏肉、じゃがいも、豆類などを用いたメニューにします。

また、食堂の収容人員、利用者の回転を考える場合、一般的に外国人は日本人に比べ食事をゆっくり時間をかけてとることも考慮に入れておくことです。

 

④宿泊施設などに自炊設備があれば、外国人労働者は自分で母国の料理を低料金で作ることができます。

この場合、ガス、電気といった熱源の取扱い方をきちんと教えることが防火のために不可欠です。

また、イスラム教徒の場合、1回でも豚肉を調理した用具は使用しないので、調理用具はイスラム教徒用とその他の者用と別々にそろえ、使用する者がわかるようにきちんと表示しておかなければなりません。

 

tgvxertg 

 

 

 

まとめ

 

我々日本人にとっては理解することが難しいこともあるかもしれません。

しかし、外国人を雇用するということは当該外国人の文化や習慣をしっかり知ることが大切になります。

すべてを当該外国人に合わせてあげられればそれに越したことはないですが、少しでも外国人に寄り添った対応ができればお互いいい関係が築けるようになるでしょう。

 

thAD0H559H

 

Copyright©株式会社TOHOWORKAll Rights Reserved. login