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特定技能外国人は日本語能力水準を満たす試験に合格していること - 株式会社TOHOWORK

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特定技能外国人は日本語能力水準を満たす試験に合格していること

カテゴリ: コラム 公開日:2020年07月30日(木)

こんにちは。

 

外国人人材紹介サービス

(株)TOHOWORKの和田です。

 

昨日に引き続き今日も東京は気温が高くなく非常に過ごしやすいです。

街中を見る限りだとみなさん、マスクはしているもののウイルスが蔓延しているようには見えない日常なんですが、昨日は全国で1000人を超える感染者が出たそうですね。

また経路不明者の数がどんどん増えてきているようで市中感染が起こっているとみてまず間違いなさそうです。

夜の街や居酒屋に行ったから感染したというような話ではもはやないようですね。

コロナ対策で非常に優秀だったベトナムでも先週あたりに国内で感染者が見つかったのですが、感染の拡大が起こっているようです。

ただ、ベトナムのすごいところは1人の感染が出ただけで迷うことなくロックダウンの措置が取られたところです。

現在、ベトナムでも夏休みを使って中部地方へ旅行に行っている方が多いのですが、その旅行客を含めたすべての人を出さないように指示をしているそうです。

今のところ2週間の都市封鎖という情報が入ってきており、その間のお店や会社などももちろん休業となっています。

一方の日本はというと「留学」の在留資格を含めた外国人の入国を緩和すると発表があったそうです。

日本政府は完全に経済優先に舵を切ったのだと思われます。

弊社としては顧客となる求職者の方が日本に来られるのでビジネスとしては嬉しいのですが、正直コロナ対策が全くされていない中のこの対応に複雑な思いが入り混じっています。

先日も少しこちらで書かせてもらいましたが、来週からのリモートワークへの切り替えも検討中でできるだけ人との接触をなくした生活を心がけようと考えています。

 

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特定技能外国人雇用における料金のご案内

詳しくは下記のリンクをご覧の上、お問い合わせください。

http://www.tohowork.com/topics/91-category02/1021-2020-07-09-07-32-26

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特定技能外国人は日本語能力水準を満たす試験に合格していること

 

 1号特定技能外国人には、「日本での生活および従事しようとしている業務に必要な日本語能力」が求められます。この日本語能力を証明するために、国外または国内で実施される試験に合格する方法があります。また、分野によっては、複数の日本語試験に合格することが必要です。

 

1号特定技能外国人は、即戦力として日本で就労することが期待されています。

そのため、日本語能力についても、一定の水準を満たしていなければなりません。

外国人の日本語能力を測る試験として、従来から世界的に活用されていた「日本語能力試験」に加えて、新設された「国際交流基金日本語基礎テスト」が認められています

 

(1)日本語能力試験(JLPT)

1984年から、独立行政法人国際交流基金と公益財団法人日本国際教育支援協会によって実施されている試験です。

目的は「日本語を母語としない人を対象に、日本語能力を測定し、認定すること」となっています。

2018年の実績では、世界86の国・地域、296都市で開催されています(日本の47都道府県を含む)。

毎年7月と12月に開催されていて、2018年の受験者数(2回の合計)は全世界で延べ100万人を超えました。

実績のある試験ではありますが、2018年12月試験の海外応募者に対する調査によると、日本での仕事に役立てるために受験している人は、全体の約10%となっています。

この結果から、必ずしも就労者向けの試験というわけではないことがうかがわれます。

試験はマークシート方式で行われ、「言語知識(文字・語彙・文法)」、「読解」、「聴解(リスミング)」の能力を測定されます。

この試験で1号特定技能の要件を満たすには、5段階で下から2番目の「N4」に合格する必要があり、その目安は「基本的な日本語を理解することができる」となっています。

【参考】日本語能力試験公式ウェブサイト

 

(2)国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)

2019年から、独立行政法法人国際交流基金によって実施されている試験です。

目的は「主として就労のために来日する外国人が遭遇する生活場面でのコミュニケーションに必要な日本語能力を測定し、『ある程度日常会話ができ、生活に支障がない程度の能力』があるかどうかを判定すること」となっています。

2020年7月1日時点で実施予定日が公表されているのは、フィリピン、カンボジア、インドネシア、ネパール、モンゴル、ミャンマーの6か国です。

新設された試験ですので、まだ実績こそ少ないものの、受験者のほとんどは特定技能外国人として日本での就労を目指す人たちだと推測されます。

試験はコンピューター・ベースド・テスティング(CBT)方式により行われ、「文字と語彙」、「会話と表現」、「聴解(リスニング)」、「聴解」の能力が測定されます。

この試験で1号特定技能の要件を満たすには、6段階で下から2番目の「A2」に合格する必要があり、レベルの目安として、「ごく基本的な個人的情報や家族情報、買い物、近所、仕事など、直接的関係がある領域に関する、よく使われる文や表現が理解できる」、「簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄についての情報交換に応ずることができる」、「自分の背景や身の回りの状況や、直接的な必要性のある領域の事柄を簡単な言葉で説明できる」、の3点が挙げられています。

【参考】国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)ウェブサイト

 

また、介護分野においては、(1)か(2)いずれかの合格に加えて、新設の「介護日本語評価試験」に合格する必要があります

試験はコンピューター・ベースド・テスティング(CBT)方式により行われ、試験科目は「介護のことば」、「介護の会話・声かけ」、「介護の文書」となっています。

試験水準は「介護現場で介護業務に従事するうえで支障のない程度」となっています。

技能実習「介護」においては、実習開始時点において日本語能力試験の「N4」程度が、2年目には「N3程度」が要求されていることから、技能実習2号修了者(経験3年)と同レベルの特定技能1号については、それに整合する水準となるはずです。

 

ajighaih

 

 

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